2006年10月04日

小樽GP構想の今後

小樽でCCWSの開催可能性は、ほぼゼロですね。

“小樽グランプリ”07年開催を断念!(2006/10/2)(小樽ジャーナル)

 同協議会の木下修理事長は「デモランをやれば変わったかもしれないが、費用が集まらなかった。協議会としては、デモは無期延期、本番の2007年開催は無理だと思う。関係機関の許可を取る前に、お金がないと無理でしょうね、許可があればお金が集まるとは思いません。開催もやり遂げられれば良いが、99%やり遂げられないと思う。やりますと言って出来なかったら重い。色々な人に迷惑をかけることになるので中止も止むを得ない。当初目的だった電気自動車レースの開催に向けて動いていく。電気自動車レースであればメーカー側が資金面などを支援するため、チャンプ・カー開催とは異なりリスクが低い」と淡々と話した。



結局は、費用を集められなかったことに尽きるようです。

協議会と「チャンプ・カー小樽グランプリ コーポレーション」(CCOGPC)とは、一線を引くとありますが、小樽GPを開催するために設立された会社ですから、切捨てのようにも見えます。

そもそも協議会では限界があるから会社組織のCCOGPCを設立したと説明されていたのですが、実はそうではなかったということか、資金を集められなかったから金の切れ目が縁の切れ目になったのか、CCOGPCがあくまで日本でのCCWS開催にこだわっていて小樽と袂を分けたのですかねぇ。よう分かりませんが。

記事に出てくる電気自動車(EV)レースも以前から話があって、CCWS誘致とは別に開催すると言っていましたが、こちらもどうでしょう。
資金面を除けば、こちらのほうが大変かもしれません。

CCWSはレース開催に必要な資材や人材まで含めて提供されるため、レースに関して何もノウハウのない街でいきなりの開催も可能ですが、EV(に限らず)の市街地レースをそうしたパッケージで開催してくれる団体は日本には存在しないですから。
イベント業者で請け負うとしても、公道を使ったレースのような調整が多々あるややこしい話を受けるには割に合う額を要求されるだろうし。

レースの規模や格式にもよりますが、デモランならともかく、レースを開催の手間隙と資金(自動車メーカーや電力系やエネルギー系の会社がどれだけ協賛してくれるかは分からない)を考えると「市街地レース」ではなく「電気自動車イベント」が現実的だと思いますが、あてがあるのかもしれません。


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posted by しんとう at 01:36 | Comment(6) | TrackBack(1) | US Racing
この記事へのコメント
> 電気自動車レースであればメーカー側が資金面などを支援

最初から、これを企画していた集団には「この人たちレース知らないんじゃないの」的な違和感がありましたが、やっぱり・・・
メーカーの支援を期待するのなら、そもそもS-GTあたりにしておけばいいのに、敢えてチャンプカーというマニアックなカテゴリーを選んだ時点で、国内主要メーカーの支援なんて期待できる訳がなかったんですが。
まさか「市街地レースの数をこなしている」だけの理由でCCWSを選んだのか・・
Posted by ◆RyoGAM(motorsportsfb) at 2006年10月06日 06:33
元々、小樽振興が目的で、公道レースはあくまで振興のための手段のひとつですから、レースありきの業界団体の人とは発想が違ってくると思います。

逆にレース界の常識に捕われていないので、公道レース誘致に踏み切れたのでしょう。

CCWSを選んだ理由は、受け入れ体制さえ整えれば、実際のレースはすべて行ってくれることも理由のひとつではないかと。
Posted by しんとう at 2006年10月06日 22:58
レース業界の常識に囚われていないからこそ、公道レースをやろうと思いついた、ってのには同意です。
しかしながら、レースイベントで街の振興が図れる、という幻想を持ってしまったのもまた、常識を知らなかったから、ともいえます。
アメリカンレースは、それなりに年数を重ねているもてぎのイベントですら「毎年大赤字」だそうですから(もてぎの中の人談)。それでもイベントを続けられるのは、国内メーカーが絡んでいるからこそで、それがないチャンプカーをやろうなんて発想自体が・・・
と言いつつ、自分も本当に実現するんなら、休みを取ってでも見に行こうか、とも思っていただけに、残念ではありますね。
Posted by ◆RyoGAM(MotorsportFlashback) at 2006年10月07日 23:17
チャンプカーは一応ブリヂストン社が絡んでいますから、日本メーカーとの接点をまったく持たないシリーズではないのでは?
もちろん、同社は北米向けで関わってるわけで、日本開催を強くプッシュしそうにはないですが、少なくともA1GPや今年までのアメリカンルマンよりは選択しやすいシリーズではないですかね。
Posted by A at 2006年10月08日 00:47
それは、
「WTCCはヨコハマタイヤがオフィシャルサプライヤーなので、アルゼンチンツーリングカー選手権よりは選択しやすいですね」
と言うに等しいかと。
Posted by ◆RyoGAM(MotorsportFlashback) at 2006年10月08日 01:39
>◆RyoGAM(MotorsportFlashback) さん

海外レースの場合は、招聘に関わる費用が発生しますので(これを誰が負担するかが問題)国内レースより経費がかかることになり、今みたいな為替レートで円が安い状態では、楽ではないですね。

小樽グランプリ推進協議会がこんなことを言い出したのは、費用が集まらなかったので、メーカーを当てに出来る方向に行くことを指向したのでしょう。


>Aさん

うーん、それでも現実に費用は集まっていないわけでして、ブリヂストンが日本でCCWSを使ったプロモーション費用ではとても足りないのではないかと。
Posted by しんとう at 2006年10月09日 03:17
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